実写のマンガ化

nostalji2009-07-29

録画していた『スピード・レーサー』(2008年/監督:アンディ&ラリー・ウォシャウスキー)を観る。原作は1967年にフジテレビ系列で放送されていた日本のアニメ『マッハGoGoGo』ね。『鉄腕アトム』がアメリカに輸出されて『アストロ・ボーイ』になったのと同じように、『スピード・レーサー』になったのですな。実写で映画化されるくらいだから、アメリカでは人気アニメだったのでしょうが、日本では今イチだったと思います。私は観た記憶がないんですよ。♪〜マッハ ゴーゴー、マッハ ゴーゴー、マッハ ゴーゴーゴー〜の主題歌のサビ部分は、どこかで聴いて憶えていますけどね。
でもって映画の方ですが、『マトリックス』で斬新な映像を見せたウォシャウスキー兄弟の作品らしく、実写とアニメが巧くミックスされていて楽しい作品になっていました。最初は期待していなかったのですが、映像センスが素晴らしく一見の価値はありますよ。物語は単純で、キャラもわかりやすく、お子様向けですが、実写にリアル感をもたせるのでなく、内容にあわせるようにマンガ化した演出は大人の粋を感じま〜す。