需要を減らせ

nostalji2009-08-21

例によって、2ヶ月おきの定期検診にJ医大病院へ。諸々の待ち時間を利用して、吾妻博勝:著の『新・マフィアの棲む街』(文春文庫:2006年・12月10日第1刷発行)を読了しました。新宿歌舞伎町に巣くう裏社会の現状をルポした力作です。取材で明らかにされたのは、おそらくごく一部だと思われ、実態はもっと凄いことになっているんじゃないですかね。押尾学酒井法子の麻薬事件が話題になっていますが、ラオス西部・タイ北部・ミャンマー北東部の通称ゴールデン・トライアングルで栽培・密造されたものだけでなく、北朝鮮から中国経由で大量の麻薬が日本に入ってきているようです。北朝鮮は外貨獲得のために国家事業として麻薬栽培しているふしがありますからね。核実験などで国際的監視がきつくなると、供給が減って北朝鮮産の麻薬の価格が高くなるとは初めて知りましたよ。麻薬はテロ組織の資金源になっており、麻薬は重罪に法改正すべきでしょうね。
大宮まで出て、久しぶりに馴染みの古本屋に立寄る。これといった映画本はなかったけど、『月刊セクシカ』なる雑誌が6冊ほどあったのでゲットしました。1972年10月の創刊号から4月号まで(2月・3月は合併号)揃っていたのでね。健全なる性生活を指導する医学本という建前になっていますが、エロ本で〜す。