シネラマの魅力

nostalji2010-03-12

録画していた『マッケンナの黄金』(1969年/監督:J・リー・トンプスン)を再見。アパッチの黄金をめぐる冒険西部劇です。アパッチ族の老酋長に襲われた保安官マッケンナ(グレゴリー・ペック)が、老酋長の持っていた黄金の谷の地図を見つけるんですな。マッケンナはその地図を焼いてしまったものだから、そのことを知った無法者(オマー・シャリフ)に捕まり、その場所に案内させられことになります。これにキーナン・ウィンの無法者一味やテリー・サバラスの騎兵隊軍曹、さらに町の住民(リー・J・コッブ、レイモンド・マッセイ、バージェス・メレディスアンソニー・クェイルエドワード・G・ロビンソン、イライ・ウォラックなど)がからんできて宝探しね。
この映画はシネラマ作品で、私は学生時代に京都から大阪まで行って観たんですよ。京都には当時シネラマ上映館がなくてね。アパッチが来襲し、轟きわたる馬の地響きで断崖が崩れはじめ、跡形もなく黄金峡が埋まるラストシーンは、シネラマならではの迫力でしたね。3Dよりもシネラマの大画面が復活して欲しいで〜す。
画像は、ホセ・フェリシアーノが歌う『マッケンナの黄金(Ole Turkey Buzzard)』のレコードジャケット。フレディ・ダグラス作詞、クインシー・ジョーンズ作曲ね。ファーストシーンとラストシーン、それに休憩後(長時間映画だと、昔は途中に休憩があったのです)のファーストシーンに、この歌が流れました。