吉永小百合といえば

nostalji2010-06-17

ビデオで『まぼろし探偵』を観る。私が初めて吉永小百合を見たのが、テレビドラマの『まぼろし探偵』ね。少年画報に連載されていた人気マンガが1959年にテレビ放映され、少年たちの密かなアイドルとなったのが、サクラちゃんなのです。サクラちゃんは、まぼろし探偵(正体は新聞記者の進くん)が使用する電波ピストルと、超音速ジェット機の性能をもった空陸両用車を発明した天才科学者・吉野博士の孫娘で、吉永小百合が演じていました。進くんはサクラちゃんのボーイフレンドですが、進くんがまぼろし探偵とは知りません。
このビデオには4話収録されており、吉永小百合が出てくる3話を再見。「謎の怪電波」は、先祖が奪われた金塊を取り戻そうとする謎の一団との戦いで、それが武田家の残党というトンデモ物語ね。「時限爆弾」は、箱根観光にきていたイマール王女の暗殺を防ぐ物語で、「神妙にしないと射つぞ!」のセリフにアングリ。「透明人間」は、悪事を働く透明人間との戦いで、物質を透明にする薬の名がスキトール。トンデモ内容ですが、当時は真面目だったんですよ。
サクラちゃんは、野球を観に行こうとせがんだり、王女のインタビューに同伴したり、自分の歌を聴かないと家にいれないと言ったりして、進くんを少し困らせます。良家のお嬢さんで少し我儘なところがあるけど、そこが可愛いんだなァ。