過去から未来へ

nostalji2010-07-31

録画していた『ターミネーター4』(2009年/監督:マックG)を観る。マシン軍団と人類が戦争をしている未来から、人類のリーダー誕生前にその母親を殺すためにやってきたターミネーターの物語が『ターミネーター1』でしたが、これは『ターミネーター1』に至る前の未来の物語ね。ジョン・コナー(クリスチャン・ベイル)率いる抵抗部隊によるスカイネットのマシン軍団基地攻撃で、2002年の科学実験の検体となった死刑囚マーカス(サム・ワーシントン)が甦るんですな。マーカスは『ターミネーター1』で母親を守るためにコナーに未来から送り込まれることになる若き日のカイル(アントン・イェルチン)と知り合います。なんやかんやあって、カイルはマシン軍団に捕まり、マーカスからそのことを知らされたコナーはマーカスとカイル救出にスカイネット基地に乗り込み、マーカスの秘密もわかるという次第です。
機械対人間の戦闘シーンが中心で、ターミネーターの恐怖というものはありません。この時点の未来はターミネーターも旧式で弱点も多いんですよ。クライマックスにおいて最新式ターミネーターが登場するんですが、これがアーノルド・シュワルツェネッガー(CG合成)で嬉しくなりましたね。内容的には御都合主義が多く、首をかしげる所が多々あるんですが、音と映像が迫力あったので是としましょう。画像は、クリスチャン・ベイル。主人公としての存在感が今イチです。相手役を惹きたてるのが、彼の芸風なのかなァ。