映画で確認

nostalji2011-02-25

ビデオで『勇気ある追跡』(1969年/監督:ヘンリー・ハサウェイ)を再見。『トゥルー・グリット』の最初の映画化で、ジョン・ウェインがアカデミー主演男優賞を初受賞した作品です。ウェインの演技としては、『黄色いリボン』や『捜索者』の方が優れていますが、ウェインらしさが出ているのと、永年の功労からの受賞となったみたいですね。
原作本を読んで、記憶があいまいな部分を確認。ウェインと中国人がトランプをするシーンがあって、ポーカーだとばかり思っていたのですが、原作通り“セブンアップ”でした。ネズミを撃つシーンは、少女が持っていたドラグーンでなく、ウェインのSAAは記憶通り。南北戦争時代にカントレルのゲリラ部隊に加わっていたことは記憶になかったのですが、ちゃんとウェインのセリフで出てきますね。
再見して気づいたのですが、葬儀屋がハンク・ワーデンだったこと。初見の時も気づいたと思うのですが、すっかり忘れていました。14歳の少女役のキム・ダービーは当時21歳。おまけに1児の母親だったのですが、どこからみても16〜18歳の少女にしか見えません。映画も14歳でなく、家の会計を預かることができる、もう少し上の年齢を想定している感じでしたね。画像は、キム・ダービー。