ビートたけし:著の『頂上対談』(新潮社:2001年11月5日第2刷発行)を読了。たけしと13人の著名人(長嶋茂雄・石原慎太郎・松本人志・さくらももこ・中田英寿・小沢一郎・北野井子・長谷川滋利・柳美里・桜庭和志・今村昌平・古田敦也・淀川長治)の対談集です。10年前の本で、出てくる話題は古いのですが、対談者の本音がチラチラ見えて面白かったです。
中でも面白かったのは、野球人(長嶋・長谷川・古田)との対談ね。攻撃より守備の方が好きだったという長嶋さん。試合で打席に立つ回数より、守備機会の方が多いので、いかにカッコ良く見せるかを考えていたとのこと。ゴロは取って投げるという2動作が必要なので、いろいろな見せ方ができるが、フライは取るだけなのでつまらない、とは長嶋さんらしいや。
石原慎太郎や小沢一郎には傲慢な部分が垣間見られるし、淀長さんとの対談は完全に淀長さんベースね。たけしより一枚上手で〜す。