日本最初のコーヒー店開店

nostalji2011-04-14

1888年(明治21年)4月14日、喫茶店の元祖といえる可否茶館が上野西黒門町に開店。前日の読売新聞には可否茶館の開業案内を、『一年諸事雑記帳』から孫引きしますと、“可否茶館開業報条 遠からんものは鉄道馬車に乗って来たまへ、近くば鳥渡寄って一杯を喫したまへ、抑も下谷西黒門町弐番地へ新築せし可否茶館と云ッパ、広く欧米の華麗に我国の優美を加減し此処に商ふ珈琲なり、珈琲の美味なる思はず腮を置き忘れん事疑いなし、館中別に文房、更衣室、或いは内外の遊戯場を備へ、マッタ内外の新聞雑誌縦覧勝手次第にて其価の廉なる只よりも安し、(中略)来る一四、一五、一六の三日開業(雨天順延)美景呈進、定価カヒー一碗壱銭半、同牛乳金弐銭”とあります。コーヒーより牛乳の方が高かったんだ。
昨日の続きで、録画していた『大あばれ孫悟空』(1952年・大映/監督:冬島泰三)を観る。通天河で子供を人身御供に取っていた化物退治、宝蔵国では女郎蜘蛛の化物退治、シャチ国では3道人との雨乞い競べの後、彼らの親分である化物猿退治と、前作より妖怪退治バトルが多くなっています。内容はウ〜ン。“大人が見ても面白い、子供が見れば大喜び!”のコピーからすると、お子様映画なのね。
八戒アチャコから羅門光三郎に、沙悟浄伴淳三郎に変わっており、『笑点』で木久扇が見せる舌を出してベロベロベロとやるカッパギャグをバンジュンがしており、これが原点?