戦わずして勝つ

nostalji2011-08-28

録画していた中国歴史ドラマ『孫子《兵法》大伝』の最終回を観る。斉の国から呉に脱出し、伍子胥の推薦により呉王・闔閭に仕え、兵法により呉を強国にした孫武の生涯を描いています。兵法の最終目的は“戦わないこと”に行き着き、聖人・季札の紹介で孔子老子と3者会談するのがラストでした。
海音寺潮五郎の『孫子』を読んだことがあるのですが、孫武の事象についてはうろ覚えだったので、思いだしだし観ていましたよ。合戦シーンは物量豊富ですが、意外と迫力ありません。敵・味方の全体の動きがよくわからず、ただぶつかり合っているだけね。総大将が太鼓を叩いて兵士を鼓舞するのは、これまで見たことがなく面白いと思いました。
それにしても、第2夫人イラ(漢字が難しくて見つからない)や楚の霊越姫は、物語に彩りをあたえるための創作でしょうが、全然齢をとらないのが不思議で〜す。(笑)