主題歌も有名

nostalji2011-08-29

BSプレミアムで今週は“西部劇の変遷”ということで、『真昼の決闘』『シルバラード』『ジェシー・ジェームズの暗殺』を放映。本日の『真昼の決闘』(1952年/監督:フレッド・ジンネマン)は、西部劇の名作ですが、人間ドラマとして名作といえます。西部劇としては批判的な見方をする人もいて、ハワード・ホークスはこの作品のアンチテーゼとして『リオ・ブラボー』を作ったくらいですからね。
かつて追い出した無法者が復讐のために仲間と戻ってくると知り、保安官が町民に協力を依頼しますが、自分に危害がおよぶのを怖れた町民は誰一人として味方せず、一人で戦うことになるという設定は、西部劇に限らず色々なジャンルで類似品を生んでいます。『隠密剣士(第一部)』にもありましたね。
『真昼の決闘』の主題歌「ハイヌーン」も有名で、現在ではスタンダードな曲として知られています。画像は、『ハイヌーン』だけを集めたCDジャケットで、25人27曲(テックス・リッターがサントラ・レコード・ライブの3曲あり)が収録されています。無法者の一人として出演していたシェブ・ウーリーの歌が収録されてなかったのは残念ですけどね。