風格が違う

nostalji2011-10-25

ビデオに録画保存していた『怪盗と判官』(1955年・大映/監督:加戸敏)を観る。ほとぼりを冷ますために江戸を出た鼠小僧(勝新太郎)と、弟に家督を譲るために家を出た遠山金四郎市川雷蔵)が、峠の茶屋で弥次・喜多(堺駿二益田喜頓)の笠と取り違えたことから弥次・喜多となって旅をする物語で、1938年の『弥次喜多道中記』(監督:マキノ正博)のリメイクです。残念ながらオリジナルには遠く及びません。
奉行と泥棒が友人となって旅をする有りえないような話を、歌う弥次・喜多(楠木繁夫とディック・ミネ)や旅芸人一座の唄と踊りを入れたオペレッタ調にするという演出の妙がオリジナルにはあったのですが、この作品では小国英雄の脚本をそのままなぞっているだけです。カツシンが歌を聴かせますが、中途半端ですね。それと、市川雷蔵がまだ未熟で、片岡千恵蔵の迫力には遠く及びませんでした。
昨日、PS3の修理が完了したので取りに行く。ブルーレイDVDが動作しなかったからなんですが、光学部が不良で取換えとなりました。ブルーレイを観るだけなら専用デッキの方がいいのでしょうが、ゲームもしたいしね。ついでに立寄った中古ゲーム屋に、『RDRアンデッド・ナイトメア』があったのでゲット。早速、プレイ開始しました。