読むのは先になるけど

nostalji2011-11-02

昨日は久しぶりにK君と逢って食事をしながらお喋り。映画やテレビ番組など諸々の事をね。最近は韓国ドラマばかりだと嘆いていたけど、日本のドラマより安くて、それなりに視聴率がとれるので、企画力を失ったテレビ局は横並びに韓流ばかりになります。現代劇を観ることは少ないですが、私も韓流時代劇は欠かさずに観ていますよ。内容はともかくとして、金をかけていることだけはわかります。日本で同じものを作るとしたら、テレビ局は大赤字覚悟しなきゃならないので、放映権料だけですむ韓国時代劇となるのね。テレビの創成期にアメリカドラマばかりだった状態に似ています。当時は日本自体が貧乏で製作能力がなかったのですが、そのうちアメリカに負けないものを作るという夢をテレビ関係者は持っていました。今は完全に負け犬状態じゃないですかね。業界全体でテレビ文化を考える必要があります。それにしても日本人て、異国の文化に全然拒否反応しないよなァ。良いと思ったら、抵抗なく受け入れるんだから……
立寄った本屋にK君が薦めていた志賀信夫:著の『テレビ番組事始』(NHK出版)があったので購入。副題にあるように創生期25年のテレビ番組66本の解説を通して昭和テレビ史を論じています。画像なしの562ページの分厚い本なので、読了までに時間がかかりそうで〜す。