熱意が伝わる

nostalji2012-02-12

録画していた『あしたのジョー』(2010年・東宝/監督:曾利文彦)を観る。ドヤ街にやってきたジョー(山下智久)が丹下段平香川照之)と知りあい、力石(伊勢谷友介)との宿命の対決までを描いています。山下と伊勢谷は身体を鍛えてボクサーそのものだし、香川の丹下段平は見事としか言いようがありません。この3人でマンガの持ち味が活かされたと思います。
クロスカウンター合戦なんて何にも知らない人が観たらムチャクチャなボクシング映画(海外では売れないだろうな)なんでしょうが、原作を親しんだ人は嬉しくなるんじゃないかな。マンガのカットをいかした映像(CGエフェクト)も悪くありません。ただ、白木葉子香里奈)の過去なんて必要なく、単純にお嬢さまでよかったと思いますね。
私は未見なのですが、1970年にも『あしたのジョー』の実写版(ジョー:石橋正治、力石:亀石征一郎丹下段平辰巳柳太郎)があります。えらく評判の悪い作品ですが、観たい作品で〜す。