再びテレビ西部劇

nostalji2012-09-20

録画保存していたテレビ西部劇『ガンスモーク』の「The Moonstone」(S12・#13)と『ローハイド』の「The Blue Spy」(S4・#10)を観る。
「The Moonstone(過去から来た男)」は、知恵遅れの弟と堅気の生活をしている男を訪ねて銀行強盗の仲間が訪ねてくるんですな。男の弟は訪ねてきた男が持っていた手配書の賞金を見て、酒場女との結婚資金を得るために兄のことをディロンに告げます。酒場女に月光石(原題のムーンストーンね)を贈ったら女が喜んだので愛されていると勘違いし、結婚承諾したものと思ったのね。酒場女と兄は愛しあっており、悲劇が生じてきます。
「The Blue Spy(宿命の再会)」は、アパッチに襲われた女優をフェーバー隊長が助けますが、彼女は南北戦争北軍のスパイだったことから南軍出身のカウボーイたちは反発します。彼女に特に怨みを持つ一団が、水不足の状況を利用して水を奪って逃走し、彼女を荒野に置き去りにする交換条件をつきつけるのね。北軍の制服が青だったことから、ブルー・スパイは北軍のスパイを意味します。画像は、フェーバー隊長のエリック・フレミング。南軍出身ですが、戦争は過去のものとして、毅然とした態度をとる良識派ね。浅はかな中国人よ、憎しみからは何も生まれないのだよ。