60年代SFマンガの世界

nostalji2012-09-19

録画していた『キャプテン・アメリカ』(2011年/監督:ジョー・ジョンストン)を観る。時は第二次世界大戦中、祖国のために入隊志願するもののチビで虚弱体質のスティーブ・ロジャースクリス・エヴァンス)は合格できません。ところが、彼の崇高な精神を見抜いたアースキン博士(スタンリー・トゥッチ)によって超人的な肉体と運動能力を有するスーパーソルジャーになります。ところが、博士の同じ薬によって生み出されたレッドスカル(ヒューゴ・ウィーヴィング)率いるヒドラ党のスパイに博士は殺され、スティーブはキャプテン・アメリカとなってレッドスカルの世界征服の野望を砕くのね。薬には精神も極大化していく副作用があって、正義の塊キャプテン・アメリカと悪の権化レッドスカルの対決という極めてわかりやすい図式です。
内容はともかくとして、チビのクリス・エヴァンスのCG映像もさることながら、子どもの頃にマンガ雑誌で見たような科学兵器が再現されていたのが愉しかったですね。『マイティ・ソー』と同様に、『アベンジャーズ』を作るための一環としてこの作品も製作されたのでしょうが、単独シリーズとしての続編も期待したいです。何しろ細胞再生能力があって、レッドスカルが復活する可能性もあることだし……