昨日に続き

nostalji2012-11-03

ビデオに録画保存していたテレビ西部劇『ローハイド』の「Incident of The Blue Fire(青い火の予言)」と『ガンスモーク』の「Sam Mctavish M.D.(サムという女達)」を観る。
「Incident of The Blue Fire(青い火の予言)」は、遠くで雷が鳴り、湿気を含んだ空気が充満して嵐を予測する日にやって来た男(スキップ・ホメイヤー)の物語。男が来てから不吉な事ばかりおこります。牛の角が光る(リンが燃える)と誰かが死ぬという予言があるのですが、死んだのは男ね。雷が落ち、暴走した牛を男が止めますが、その時は雷に打たれて既に死んでいたのね。「世の中には想像がつかないことがあるもんだ」フェーバー隊長の言葉です。
「Sam Mctavish M.D.(サムという女達)」は、ドクが留守をすることになり、代わりにやってきたのがサム(ヴェラ・マイルズ)という名の女医の物語。女性に対して偏見の多い西部で、治療を通じて信頼を得ていくのですが、動物の蚤を媒介とする疫病で命をなくします。自分が治療した疫病患者は助かるのに、女医だけが死ぬというのも想像がつかないことですねェ。画像は、ヴェラ・マイルズヒッチコックの『サイコ』で、殺された姉(ジャネット・リー)を捜す妹役で印象に残っています。
本日の朝日朝刊別刷り“うたの旅人”は「旅の終り」。1972年から歌われはじめ、ユースホステルの愛唱歌として知られているそうですが、私がユースホステルを利用していたのは67〜71年の大学時代なので知りません。ユースホステルは安い宿泊施設を提供することを目的に、1909年にドイツ(独語ではユーゲント・ヘルベルグ)で始まり、日本では若者の旅行が盛んになってきた60年代に急拡大しました。59年の料金表によると、一泊二食付で300円となっています。60年代の若者の旅行には、ユースホステルは欠かせない存在でしたね。私もユースホステルの会員になり、友人と旅行をしました。食事の後のミーティングで話をしたり歌ったりで、見知らぬ者同士が仲良くなっていきます。だけど、ガールフレンドはできても、恋人までには進展しなかったで〜す。