ゲストは一応大物

nostalji2012-11-02

ビデオに録画保存していたテレビ西部劇『ローハイド』の「Incident of The Stalking Death(背後の敵)」と『ガンスモーク』の「Gentry‘s Law(やせ牛こそつよく)」を観る。
「Incident of The Stalking Death(背後の敵)」は、フェーバー隊長が殺すことができずに手負いとなったピューマが子どもを殺し、責任を感じたフェーバーがピューマ退治をする物語です。殺された子どもの母親を愛する男(シーザー・ロメロ)がピューマ退治に加わりますが、男は子どもを失った母親のためにフェーバーをも殺そうと考えています。背後の敵とはシーザー・ロメロね。シーザー・ロメロは1940年代後半から50年代にスクリーンで活躍し、多くの作品に出演しています。60年代になってからは、もっぱらテレビドラマにゲスト出演ばかりね。
「Gentry‘s Law(やせ牛こそつよく)」は、人を殺した息子を庇う大牧場主(ジョン・ペイン)とディロンの対立物語です。立派な親でも息子に甘いというのは西部劇に限らずよくあるパターンですな。牧場主の口癖だった「甘やかされて太った子牛より、やせた子牛の方がたくましく育つ」を、ディロンが牧場主に言うラストが爽やか。ジョン・ペインも1940年代後半から50年代にスクリーンで活躍し、多くの作品に出演しています。私が名前を知ったのは、テレビ西部劇『レストレスガン』ね。画像は、『レストレスガン』のジョン・ペインアメリカでは懐かしの西部劇が数多くDVD化されていますが、日本ではフィルムが散逸しているせいか、60年代のテレビ時代劇のDVD化が少ないで〜す。