記憶の断片から

nostalji2013-02-23

女優の光本幸子(69歳)さんが亡くなる。寅さんの初代マドンナね。私が最初に名前を知ったのは、NHKの金曜時代劇『池田大助捕物帳』(1966年4月8日〜67年3月31日)です。大岡越前尾上松緑)の娘で、主人公の池田大助(尾上辰之助)の恋人役じゃなかったかな。清楚な笑顔が魅力的でした。画像は、舟木一夫とのデュエット「恋のお江戸の歌げんか」のレコードジャケット。舟木一夫明治座公演に共演した関係で発売されたレコードのようです。
本日の朝日朝刊別刷り“サザエさんをさがして”は、固形洗濯せっけん。初期の洗濯せっけんはアルカリ性が強くて、入浴石鹸とは区別されていたような気がします。花王が1957年に発売した「ホーム」は普通の洗濯には使わず、入浴用に使っていました。4コマ目にカツオが言う『それは私です』は懐かしかったですね。『それは私です』は、同じ姓名を名乗る3人に解答者が質問して、珍しい体験や特技を持った本者を当てるというクイズ番組。質問に対する回答や表情から推理していくのね。質問して出場者の秘密を当てる『私の秘密』より、探偵ゲームのおもむきがあって好きな番組でした。長谷川町子も好きだったんだ。
『チャンピオン太』(吉田竜夫:画、梶原一騎:作)の第3巻を読了。ナイアガラの滝や竜巻を間近に見て、太は新必殺技ダブルノックアウトQを編み出します。レスラー博士シュミットへのリベンジをはたした後、ソニー・リコを破り太平洋岸王座を獲って凱旋帰国。フジテレビの「スター千一夜」に出演した太は、対談を終えたファイティング原田を謎のタイ式ボクサーから守ります。原田はキングピッチとのタイトルマッチが控えていたので、太がタイ式ボクサーの燃えるトカゲと異種格闘技戦をおこないます。燃えるトカゲのスピードにピンチとなりますが、ロープを背にした背水の陣で必殺ダブルノックアウトQね。プロレスを呪う怪人ミイラマンが日本マット界を襲い、太が挑戦を受けます。ミイラマンの反則攻撃にも「反則勝ちより全力をつくしてのKO負けを選ぶ」という太の言葉でミイラマンは正々堂々と勝負を挑んできます。結果は……