3を再見するために

nostalji2014-01-10

録画していた『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(監督:ロバート・ゼメキス)のPART1(1985年)とPART2(1989年)を再見。忘れていたところもあって色々楽しめました。
PART1は、高校生のマーティン(マイケル・J・フォックス)がタイムマシン(自動車というのが現時点でも秀逸なアイデア)で1985年から30年前の1955年にタイムトラベルし、将来の両親を結びつける青春コメディ。過去に行ったものの、タイムマシンを起動させるためのプルトニウムがなく、発明者の若きドク(クリストファー・ロイド)を訪ねて、落雷のエネルギーを利用することになるのですが、落雷の日まで町を見学、将来の両親や宿敵ビフ(トーマス・F・ウィルソン)と出会います。将来の母となるリー・トンプソンに惚れられて、両親が結婚するきっかけとなった出来事までもっていくのに四苦八苦する姿が実に面白いのね。
PART2は、未来を見てきたドクから自分の子供たちが危機に直面しているという知らせ聞いたマーティンがドクと2015年にタイムトラベルです。子供たちの危機は回避するものの、未来のビフがタイムマシンに乗って過去に行ったものだから、1985年の世界が変わったものになっているのね。でもって、歴史を修正するために再び1955年へ。ビフがタイムマシンの操縦方法を知っているのが納得いきません。前作と比べるとタイムマシンがお手軽になっていますね。空飛ぶ自動車などが出てくる2015年の世界は平凡で面白い趣向はなし。PART1では、1955年にコーヒーショップの店員だった黒人が1985年には市長になっているのをギャグにしていましたが、2015年ではその息子が市長、1989年の製作時点では黒人大統領というのは思い浮かばなかったのでしょうね。PART2で完結できる内容ですが、ラストでタイムマシンに落雷してドクは1885年にタイムスリップ、PART3へ続くので〜す。
画像は、マイケル・J・フォックスと恋人ジェニファー役のクローディア・ウェルズ。PART2では、ジェニファー役はエリザベス・シューに変わりました。私好みはクローディア・ウェルズね。