ブランド名を借りて

nostalji2014-01-20

録画していた『その後の仁義なき戦い』(1979年・東映/監督:工藤栄一)を観る。親友だった3人の若いヤクザ(根津甚八・宇崎竜童・松崎しげる)が、上部組織のいざこざから翻弄され、裏切り、戦い、死んでいきます。いざこざの張本人の親分が金子信雄で、根津甚八は策謀家の若頭・成田三樹夫に利用され、使い捨てられるのね。
これまで使われていた印象深いテーマ曲からバラード調(宇崎竜童と松崎しげるが挿入歌を歌っている)になり、演出も深作タッチとは異なったものとなっています。登場人物がやたらと多いため、全体的に散漫になっていますね。演出タッチが、特別出演の萩原健一泉谷しげるが登場するラストに向けてのシークェンスから変わり、違和感があります。所詮ブランド頼りの企画としか思えませ〜ん。