同じように

nostalji2014-01-19

別の知人から送られてきた西部劇DVDのコピー『ワイアット・アープ リベンジ−荒野の追跡−』(2012年/監督:マイケル・フェイファー)を観る。1907年のアープ(ヴァル・キルマー)が新聞記者に1872年のダッジシティで起こった事件を語る形式でストーリーが展開します。愛する女性ドーラを凶悪な無法者スパイク・ケネディ(ダニエル・ブッコ)に殺されたアープ(ショーン・ロバーツ)が、バット・マスターソン(マット・ダラス)、チャーリー・バセット(スコット・ホワイト)、ビル・ティルマン(レヴィ・フィーラー)とケネディ一味を追跡するのね。管轄外への追跡ということで判事から許可された日数は3日。スパイクの弟サム(スティーブン・グレイム)を捕えてスパイクを誘き寄せようとしますが……
「真実に基づいて」とありますが、殆どマユツバです。アープとドク・ホリデイの出会いなんて、あまりにバカバカしくて椅子からズリ落ちそうになりましたよ。別に史実通りでなくても、『荒野の決闘』のような傑作があるのでかまわないのですが、演出はモタモタしていて歯切れが悪く、出演者も魅力なし。銃撃戦もショボすぎね。有名ガンマンが顔を揃える趣向は好みなのですが、褒めるところのない駄作で〜す。