愛すべき高機能社会不適合者

nostalji2014-06-12

昨日に続き、録画していた海外ドラマ『SHERLOCK3(全3話)』の第2話と最終話を観る。第2話は、ワトソン(マーティン・フリーマン)とメアリー(アマンダ・アビントン)の結婚式で誰かが殺されると推理したホームズ(ベネディクト・カンバーバッチ)が被害者を捜すというもので、犯人捜しでないところが面白いです。被害者がわかれば犯人もわかるという仕組みね。ホームズが披露宴でスピーチをしながら推理するシーンはレトリックに懲りすぎて少し冗長になったのが残念。元ネタは『四つの署名』ですが内容はかなり異なります。
最終話は、女性議員から依頼を受けたホームズが恐喝王と対決する物語で、ワトソンの妻メアリーもその恐喝王に脅迫されていて事件に大きく関わってきます。ちなみにマーティン・フリーマンとアマンダ・アビントンは深い交際をしており、二人の間に子どもまであるとのこと。元ネタは『犯人は二人』で、現代風に巧くアレンジした内容になっていました。
上出来のシリーズでしたが、ベネディクト・カンバーバッチマーティン・フリーマンがビッグ・ネームになったので、もう作られることはないでしょう。現代版ホームズといえば、『エレメンタリー ホームズ&ワトソンin NY』の第2シーズンを早く放送してくれないかなァ。