親バカ映画

nostalji2014-07-16

録画していた『アフター・アース』(2013年/監督:M・ナイト・シャマラン)を観る。
環境破壊で地球から他の惑星に移住した人類が異星人の生物兵器と戦っている1000年後の世界が舞台です。生物兵器は人間の恐怖心に反応して攻撃してくるんですが、ウィル・スミスは恐怖心を持たなくなった英雄ね。息子のジェイデンは士官学校に通っていて、身体能力はバツグンなのですが精神面に問題があって留年します。そこでウィルは最後の任務にジェイデンを同行させますが、宇宙船が事故にあって機体はバラバラになり地球に不時着。ウィルは重傷を負って歩けず、ジェイデンが100キロ先に落ちた機体に積んである救命ビーコンを探しに出発します。地球は人間にとって危険極まりない環境で、その上、宇宙船に捕獲されていた生物兵器が逃げ出したものだから、さあ大変。
極限状態で少年が精神的に成長していき、父子の絆を強める物語で、極限状態設定のためにSFにしただけですな。地球生物が独自に進化した感じはないし、生物兵器も驚くべきところはありません。SFとしてのアイデアは平凡です。ウィル・スミスは真面目なお父さんで魅力な〜し。