最後は

nostalji2014-07-15

録画していたドキュメンタリー『決定版!SF映画年代記(全4回)』の「タイムトラベル」を観る。
タイムトラベルが周知されるようになったのは、H・G・ウェルズの『タイムマシン』で、映画化した『タイムマシン』(1960年)では主人公は80万年後の未来へ旅します。逆に、わずか30年前の過去に行くのが『バック・トゥー・ザ・フューチャー』でした。マシンもクラシックな造形でなく、スポーツカーというユニークなものでしたね。タイムトラベルでは付きもののタイムパラドックスも上手く処理していましたが、タイムパラドックスをテーマにしたのが『ビルとテッドの大冒険』ね。
ターディスというタイムマシンを家として時間旅行の人生をおくっているのがテレビSF『ドクター・フー』です。死んでも再生するので永遠に終わることがないのね。
タイムマシンは未来のことを知りたいという人間の夢から生まれましたが、未来世界はSFの大きなテーマです。ユートピアではドラマにならないので、描かれる世界はデストピアばかりですけどね。
全4回を通して云えるのは、SFの歴史は人間の想像力の歴史ということで〜す。
画像は、『タイムマシン』(1960年)のタイムマシン。