日本といえば

nostalji2014-07-30

録画していた『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013年/監督:ジェームズ・マンゴールド)を観る。
カナダの山奥で隠遁生活を送っていたウルヴァリンヒュー・ジャックマン)のところへ旧友である矢志田からの使者ユキオ(福島リラ)がやって来ます。日本の大物実業家・矢志田は戦時中、長崎に原爆が落ちた時にウルヴァリンに命を救われており、余命わずかとなって最後のお礼をしたいとウルヴァリンを招いたのね。矢志田は病状が悪化し亡くなり、ウルヴァリンは何者かに命を狙われている矢志田の孫娘マリコ(TAO)を守って二人で逃避行。やがて二人は愛しあうようになりますが……
大々的に日本でロケしていますが、内容はサムライ、ハラキリ、ニンジャ、それに最近ではジャパニーズマフィアとして国際語になっているヤクザと、あい変わらずの日本像です。世界をマーケットにするハリウッドの商売上必要アイテムなんでしょうね。エンドクレジットの途中でマグニートとプロフェッサーXを登場させるなんて、次作に向けて商魂たくましいや。愛するジーン(ファムケ・ヤンセン)を殺したトラウマで隠遁生活を送っているので、時間の流れとしては、X−MEN:ファイナルディシジョンの続きとなる位置づけですな。
真田広之が矢志田の息子シンゲン役で出演していますが、存在感なし。あらゆる毒に免疫を持っている蛇女(スヴェトラーナ・コドチェンコワ)が存在感あって良し。残念ながら映画の出来は今イチで〜す。