表題は天野祐吉さんの言葉からの引用ですが、テレビ本来の面白さは生中継にあり。
故郷ということで、２０日未明に起きた広島市の大規模土砂災害の報道を見ていたのですが、各局とも似たり寄ったりの報道で、語弊があるかもしれませんが報道としての面白みはありませんでした。コメンテーターもモットモらしいことを言っているだけで、中身がないんですよ。現場からのナマ中継にしたって、すごい惨事となっていますと言うだけ。そんなのは映像を見ればわかります。それより少し離れて無事だった住宅街の老若男女を問わず住民に生取材すべきですね。庶民の目の高さで色々な話を聞きたいですな。取材する側の力量が必要なので、原稿を読むだけのアナウンサーじゃ無理だろうなァ。報道番組は多くても、プロと呼べるニュースキャスターはいませんねェ。
生中継といえば、『パンパシ水泳ゴールドコースト２０１４』を観ているのですが、タレントが盛り上げなくても、黙って観ているだけでレースに興奮しますよ。オリンピックやワールドカップでもそうだったけど、スタジオからの中継は不要。過剰な盛り上げはシラケるだけね。レース前の選手の表情を静かに映しているだけで緊張感は伝わりま〜す。
