ブーム到来の中で

nostalji2014-08-22

画像は、『映画物語・西部劇特集号(第2号・6月号)』(近代映画社:1961年6月10日発行)で、表紙は『テキサス・レンジャー』のトム・トライオンとハリー・ケリーJr。
先月号より西部劇特集ページが増えて、全体の半分を占めています。内容は、TV西部劇スタア・グラフ、西部ガンマン心得帖、西部劇の早射ちガンさばき、西部劇辞典“Aの部”、西部決斗絵巻“ウォー・ボネットの決斗”、西部劇講座“西部劇の話術と演出”、名作西部劇への招待「オックス・ボウ事件」、西部小説「殺し屋を消せ」他という構成です。
グラビアでは西部劇ブーム全盛の象徴であるロバート・フラーの来日を大々的に取り上げています。60年代初頭の西部劇ブームはテレビ西部劇によってもたらされたといっても過言ではありません。
残り半分の映画物語は、『九月になれば』『夜と昼の間』『セントルイス・ブルース』『骨までしゃぶれ』『ズール族の襲撃』『地獄の炎』『熱風』の7本。今後、テレビ放映もDVD発売もなさそうな作品ばかりで〜す。