全エピソード制覇

nostalji2014-10-12

DVDでテレビ西部劇『西部二人組』の#49「Witness to a Lynching」と#50「Only Three to a Bed」を観る。
「Witness to a Lynching」は、ロム(ジョン・ラッセル)から頼まれてリンチを目撃した行商医父娘をヘイズ(ロジャー・デイビス)とカーリー(ベン・マーフィー)が護衛する物語。シーズン3はカーリーの比重が大きくなって銃撃戦が増えましたが、知恵を使って解決するというコンゲーム的な面白さがなくなりました。
「Only Three to a Bed」は、ブロンク(ポール・フィックス)の手伝いで野生馬を捕獲するヘイズとカーリーが逗留している宿屋(駅馬車の中継所を兼ねている)での、駅馬車が壊れて逗留することとなった乗客との交流物語。このエピソードでは、オープンレンジ(公共の放牧地)の野生馬を自分が所有する馬だと考える牧場主(ディーン・ジャガー)との対立が出てきます。シーズン3は、旧来の西部劇パターンが増え、現代的なトリッキーな面白さがなくなりました。
でもって、このエピソードが最終回ですが、結局、恩赦はもらえないままね。日本で放送されたのはシーズン2まででしたが、全く不都合ないのね。最近の海外ドラマは1話完結型でも連続するサイドストーリーがあったりして本国放送順で全エピソードが放送されますが、完全1話完結型の20世紀ドラマは、放送順はバラバラ、放送されないエピソードもあるのが普通でした。その分、途中打切りになってもガッカリ感は少なかったで〜す。