何もなくて

nostalji2015-03-15

日曜日は1週間のテレビ番組チェックの日。新番組も最終回ドラマも映画にも、注目すべき作品がありません。
でもって、録画保存していたテレビ西部劇『燃えよカンフー』の「風塵が恩讐の谷に春を呼ぶ」と「愛情は幻の炎に消えた」を観る。
「風塵が恩讐の谷に春を呼ぶ」は、町外れの家を通りかかったケイン(デビッド・キャラダイン)がマーカス(ジャック・イーラム)という男に招かれます。馬を盗もうとしていた男をケインが止めようとしますが、マーカスがその馬泥棒を撃ち殺すんですな。馬泥棒は賞金のかかった無法者ブレイク一味で、日頃はインディアンを妻にしたスコウマンとしてマーカスに冷たくしていた町の住民がマーカスをおだてて、ブレイク一味と戦わせようとします。ブレイク一味がマーカスを殺そうとやって来て……
画像は、ジャック・イーラム。ギョロ目のやぶにらみ。その顔を一度見たら忘れることはできません。100本以上の西部劇(テレビ西部劇含む)に出演している傍役の神様的存在ですね。若い頃は、冷酷な無法者役ばかりでエンドマークが出るまで生き残っていたことはありませんでしたが、齢を重ねるごとに愛敬ある顔になっていき、愛すべき存在になっていきました。
「愛情は幻の炎に消えた」は、さびれた鉱山町にやってきたケインが父を捜す青年と知りあいます。青年は母親を捨てて逃げた父親を怨みに思っているんですな。ケインは父と子の心のわだかまりを解きほぐすので〜す。