録画していた『Ｘ−ＭＥＮ：フューチャー＆パスト』（２０１４年／監督：ブライアン・シンガー）を観る。新シリーズの２作目ですが、オリジナル三部作とキャスティングはリンクしています。
２０２３年、地球はミュータント抹殺用に作られたロボット“センチネル”の暴走によって、人類にまで危機がおよび滅亡に向かっています。エグゼビア（パトリック・スチュアート）は宿敵マグニート（イアン・マッケラン）と手を握りセンチネルと戦っていますが、破滅寸前。全ての原因は、５０年前にミスティーク（ジェニファー・ローレンス）が“センチネル”計画発案者のトラスク（ピーター・ディンクレイジ）を殺したことに始まるとわかり、危機の根源を断つためにウルヴァリン（ヒュー・ジャックマン）の魂を５０年前に送り込むのね。５０年前の肉体の中に甦ったウルヴァリンは若き日のエグゼビア（ジェームズ・マカヴォイ）やマグニート（マイケル・ファスベンダー）と会い、協力をもとめますが……
未来と過去の二つの世界でのミュータントたちの戦いがＣＧを駆使したド派手な映像で描かれます。５０年前のウルヴァリンはアダマンチウムを移植される前の生爪時代なんですな。５０年前の肉体に最新の記憶が上書きされるわけね。歴史を変えた瞬間、魂は５０年後の肉体に戻り、５０年前の肉体には古い記憶が戻ることになるのでしょう。でもって、５０年後に戻った瞬間、５０年間の記憶がなくなっているのね。新しい発想によるタイムトラベルで〜す。
