気分を変えて

nostalji2015-06-04

録画していた『300<スリーハンドレッド>帝国の進撃』(2014年/監督:ノーム・ムーロ)を観る。『300<スリーハンドレッド>』の続編というより、ペルシャ戦争を描いた対になる作品です。ペルシャ戦争というのは、ペルシャ帝国の侵攻をギリシャ都市国家が撃退した戦争ね。
ダリウスの息子クセルクセス(ロドリゴサンタナ)は、マラトンの戦いで敗れた父の仇とばかりに100万のペルシャ軍を率いてギリシャに侵攻します。テルモピレーの戦いでスパルタ王レオニダスは僅か300人で奮戦しますが全滅。アテネテミストクレスサリヴァン・ステイプルトン)は都市国家の連合を呼びかけスパルタ王妃ゴルゴ(レナ・ヘディ)に協力を求めます。アルテミシア(エヴァ・グリーン)率いるペルシャの大艦隊相手に、テミストクレスは闘志と知略で翻弄しますが……
歴史劇というより、戦闘シーンに特化した歴史アクションです。原作がグラフィック・ノベルなので、CGを駆使した劇画調の映像表現になっていますね。海戦シーンは中々の迫力でグッド。
画像は、エヴァ・グリーンギリシャ兵に両親を惨殺され奴隷にされたことからギリシャ人でありながらギリシャに深い怨みを持つ女戦士役を圧倒的な存在感を持って演じていました。彼女の前には主人公も影が薄いで〜す。