海の日なので

nostalji2015-07-20

録画していた『2048海底冒険時代』(2008年/監督:ジーン・デ・セゴンザック)を観る。
温暖化によって海面が15メートルも上昇した2048年が舞台です。水位をコントロールできるという秘宝ソベクの杖(モーゼが紅海の水を操った杖ね)を探すようにバチカンの法王から頼まれたジョン(ジェームズ・ブローリン)は、息子のジャック(イアン・サマーハルダー)とトーマス(ジェイミー・トーマス・キング)を伴って、今では海底に沈んでいる遺跡の探索をします。水位をコントロールして地球の土地を全て買占めようとする財閥ニコラス(ベン・クロス)も杖を狙っており、ニコラスのもとには彼の悪巧みを知らずに水位を下げる研究をしているジャックの元妻ジョバンナ(ベティーナ・ツィママン)がいて……
悪党一味がショボすぎて緊迫感がありません。水上バイクを使ったアクションも今イチね。CGによる巨大サメの襲撃も一度きりだし、遺跡に仕掛けられた罠もお手軽。遺跡探索の冒険アドベンチャーと海洋アクションをミックスさせた、“ウォーター・ワールド”と“インディ・ジョーンズ”の合体風といえば聞こえはよいですが、所詮テレビムーヴィなので安っぽさは否めませ〜ん。
画像は、海底に沈んだロサンゼルス。