想定外災害

nostalji2015-10-07

録画していた『イントゥー・ザ・ストーム』(2014年/監督:スティーヴン・クエイル)を観る。かつてない巨大竜巻が中西部の町を襲うパニック映画です。
気象学者のアリソン(サラ・ウェイン・キャリーズ)は、竜巻の観測撮影に執念を燃やすストーム・チェイサーのピート(マット・ウォルシュ)のチームに加わってアメリカ中西部の町シルバーストンにやってきます。ゲイリー(リチャード・アーミティッジ)が教頭を務める高校では卒業式が行われていましたが、アリソンの予測通り巨大竜巻が発生し、急遽避難へ。ゲイリーは生徒や父兄の避難誘導を行いますが、息子のドニー(マックス・ディーコン)がいないことに気づきます。ドニーはガールフレンドのケイトリン(アリシア・デブナム・ケアリー)と環境汚染の調査に行った旧製紙工場の廃屋で竜巻と遭遇し……
竜巻が次々に発生し、最後はそれが合体し巨大竜巻になるのね。CGによる特撮は竜巻の恐怖を伝え、なかなか迫力がありましたよ。竜巻対策特製車両で生涯に一度の観測のために竜巻の渦に向かっていくストーム・チェイサーの活動に絡めて家族の絆を描いています。お決まり通りの展開によるベタベタの人間ドラマでしたが、それなりに感動しましたよ。劇中でアリソンが、「最近は、かつては竜巻が発生しなかった地域でも発生するようになった」と言っていましたが、日本でも頻繁に発生するようになりましたねェ。