火星に見えない

nostalji2015-11-02

録画していた『ラスト・デイズ・オン・マーズ』(2013年/監督:ルアイリ・ロビンソン)を観る。2036年の火星を舞台にしたSFホラーです。
火星探査にきた8人の調査員は、6ヶ月の任務最後の日に発掘した化石から細胞分裂する微小生命体を発見します。その微小生命体に触れた隊員の一人がゾンビとなり、隊員を襲い始め……
ゾンビ隊員に傷を負わされたらゾンビになるというのは定番ですが、このゾンビは運動能力が高くて簡単に倒せません。宇宙服なしに火星の大地を走り回るのね。火星といえば赤い大地というイメージが定着しているのに、この作品ではただの砂漠にしかみえません。火星探査車の造型も平凡だし、SFとしての魅力はありませんな。演出にも見るべきところはなく、凡作。
画像は、主演のリーヴ・シュレイバー。海外ドラマ『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』で見知った顔でした。