なんじゃコリャ

nostalji2015-11-05

録画していた『エイリアン・インセプション』(2014年/監督:クリスチャン・セスマ)を観る。エイリアンに何かをされた女性の恐怖を描く劇場未公開のSFホラーです。
ヴァレリー(ロシェル・ヴァレス)は末期癌で、姉のメリッサ(ジェニー・ブロング)と病院から帰る途中に閃光に包まれ、気づくと姉は行方不明になっています。ヴァレリーの癌は治癒しており、恋人の刑事カーター(ルーク・ゴス)と姉を捜し始めるんですな。気を失っている間(原題の「LOST TIME」ね)に何があったのか、同じような経験をした人たちの相談にのっているリード博士(ロバート・ダヴィ)の診療所を訪ねると怪しいことだらけ。リード博士がエイリアンであることがわかり、カーターと診療所からの脱出を計りますが……
謎の老女(エイリアンみたい)が現れて、殺されたカーターを生き返らせて、ヴァレリーと異次元の世界へ転移させたり、そこにまたリード博士が現れたりと、わけのわからない展開です。わけのわからないといえば、エイリアンの目的も不明。わけのわからい邦題といい、金をとって見せる映画じゃありません。上出来の劇場未公開作品を見つけた時の歓びはひとしおなんですが、今回はどれもダメでした。