録画していた『ガリバーの大冒険』（１９６０年／監督：ジャック・シャー）を観る。レイ・ハリーハウゼンの劇場未公開特撮映画です。
医者のガリバー（カーウィン・マシューズ）は、恋人エリザベス（ジューン・ソルバーン）との結婚資金を稼ぐために彼女の反対を押しきって船医として船に乗り込みます。エリザベスも船倉に隠れて乗っていましたが、船は嵐に遭い、ガリバーは海に投げ出されるのね。ガリバーが流れ着いたのがリリパットという小人国。卵の割り方で起こった戦争を止めますが、大臣たちの恨みを買い脱出します。そして、流れ着いたのがブロブディングナグという巨人国。エリザベスと再会し、王妃に二人は寵愛されます。しかし、ガリバーが王妃の胃痛を治療したことから王宮のまじない師の恨みを買い、国王もガリバーを魔術師と誤解して殺そうとします。二人の世話をしていた少女の助けをかりて脱出。二人は故郷の英国へ戻ってきます。
人形アニメーションによる特撮は少ないですが、小人と巨人の特撮映像は見事で古びておらず、さすがハリーハウゼンです。ジャック・シャーの演出は単調で、映画的面白みに欠け褒められたものでありません。ハリーハウゼンの特撮だけが見どころの作品で〜す。
さかい引越しセンターと母の引越しの打ち合わせ。テレビ・冷蔵庫・洗濯機・食器棚などは部屋に常設されているので、運ぶ荷物は少しだけ。最少金額で済みました。
