観るものがなくて

nostalji2016-04-25

録画していた『沈黙の激突』(2006年/監督:ミヒャエル・ケウシュ)を観る。
米軍将校ローソン(スティーヴン・セガール)の部下3人が何者かに殺され、ローソンは独自に調査を開始します。部下たちは謎の薬物CTXの投与によって超人化した女に殺されたと判明。ローガンは軍の生化学者である恋人ティア(リサ・ラヴブランド)から軍がCTXの極秘研究をしていたことを知らされます。そして、研究のリーダーだったアルーン(アダム・クローズデル)が行方不明になっていることも……
セガールの映画は当たり外れが多い(外れの方が多いけど)のですが、その中でも特に酷い内容です。悪党たちの目的が不明確。軍の精鋭が次々殺されていくにのにセガールは傷を負うことなく無敵の強さですが、アクションにキレがなく、ただの太ったオジサンが手先だけを動かしているだけね。少なくとも相手は超人なのに、ノーマルのセガールにボコボコにやられるなんて可笑しいですよ。そして殆どが椅子に座って顔をしかめているだけのセガールで、緊迫感がなくダラダラした展開が最後まで続き、何の捻りもなくエンド。駄作も駄作、大駄作で〜す。