SFと思って

nostalji2016-05-26

録画していた『Vフォー・ヴェンデッタ』(2005年/監督:ジェイムズ・マクティーグ)を観る。独裁政府に復讐する仮面の男と、彼の計画に巻き込まれたヒロインの物語です。
独裁国家となった近未来のイギリス、外出禁止時間に出かけたイヴィー(ナタリー・ポートマン)は、秘密警察に捕まるところを“V”と名乗る仮面の男(ヒューゴ・ウィーヴィング)に救われます。Vの狙いは、抑圧されている市民を開放すべく、国家上層部の要人を暗殺し、国会議事堂を爆破して、サトラー議長(ジョン・ハート)とクリーディー秘密警察長官(ティム・ピゴット・スミス)に復讐すること。Vの捜査をしていたフィンチ警視(スティーヴン・レイ)は、殺された要人の共通点を見つけ、国家的陰謀に気づきます。イヴィーはVと接しているうちに自分の中の反逆精神に目覚めていき……
原作はアメコミで、ウォシャウスキー兄弟が製作・脚本化したサスペンス・アクションです。近未来が舞台ですがSFらしい映像は無しね。SFらしいメッセージ性はあるものの、ケレン味のあるアクション映画として楽しめました。公開当時はナタリー・ポートマンのスキンヘッドが話題になったようですが、それほど価値があるとは思えませ〜ん。