昨日に続き

nostalji2016-08-04

録画していた『シンドバッド黄金の航海』(1973年/監督:ゴードン・ヘスラー)を観る。レイ・ハリーハウゼンのシンドバッドの15年振りの復活です。
航海中のシンドバッド(ジョン・フィリップ・ロー)は、船員(アルド・サンブレル)が射った怪鳥が落とした黄金の刻印を手に入れます。それは三つあって、全部揃うと国を救う力が授けられるということをアラビアの首相ビジャル(ダグラス・ウィルマー)から知らされるのね。ビジャルがもう一枚を持っていて二つを合わせると孤島の地図が浮かび上がります。ビジャルの他に商人のぐうたら息子(カート・クリスチャン)、美しい女奴隷(キャロライン・マンロー)が加わって孤島に向かって出発。最後の一枚はアラビアを支配しようとする魔術師(トム・ベイカー)が持っていて、魔術を使ってシンドバッドたちを妨害しますが……
スパイの役目をする怪鳥(猿コウモリ)、魔術により動き出す船のヘサキの巨象や6本腕の神像、島にすむケンタウロスグリフォンなど、ハリーハウゼンの造形物をたっぷり楽しめます。
しかし、私にとってこの作品の魅力はお気に入りのキャロライン・マンローが出ていることね。演技力はなく、洗練された美しさもなく、バタくさい典型的B級美人女優ですが、見事なプロポーションでエキゾチックな顔立ち、セクシーな胸もとパックリの衣装に、上目使いの小生意気な視線が良いんだなァ。