何でもゾンビ

nostalji2017-11-11

ダビングして持ってきた『高慢と偏見とゾンビ』(2016年/監督:バー・スティアーズ)を観る。ジェーン・オースティンの有名なロマンス小説の世界にゾンビを持ち込んだ作品です。
ゾンビウィルスが蔓延する18世紀のイギリス。片田舎で暮らすベネット家の隣に資産家のビングリー(ダグラス・ブース)と親友のダーシー(サム・ライリー)が引っ越してきます。金持ちとの結婚に情熱を燃やす母親は長女をビングリーに紹介。次女のエリザベス(リリー・ジェームズ)は、ダーシーが初対面で見せた高慢な態度と、冷酷にゾンビを殺す姿に嫌悪感を抱きます。やがて人類とゾンビの最終戦争が勃発し、ダーシーと共闘することになったエリザベスは彼に偏見を持っていたことに気づき……
私は原作を読んでいませんが、知っている人には愉しめると思います。ダーシーが日本の武道(剣術)の達人で、エリザベスがカンフー名人という奇をてらったところもありますが、もっとパロディ化して欲しかったですね。真面目に作りすぎです。まだゾンビ化していないゾンビウィルス感染者を死体にたかるハエを使って見つけるというのは面白〜い。