西部劇ではないが

nostalji2017-12-01

バックデイトで11月18日までの日記をアップした後、日本未公開の『幻のカウボーイ』(1951年/監督:メルヴィン・フランクノーマン・パナマ)を観る。
マイク・フライ(フレッド・マクマレイ)がテレビ放映したB級西部劇が大ヒットし、主人公のスモーキー・キャロウェイ(ハワード・キール)は子供たちの間で大人気となります。しかし、10年前の旧作フィルムだったために在庫が底をつき、プロデューサーは新作を計画。行方不明となっているキャロウェイを捜しますが見つからず、カウボーイをしている彼そっくりのストレッチ(ハワード・キールの二役)をキャロウェイとして売り出そうとするのね。ストレッチは宣伝のためにフライの部下デビー(ドロシー・マクガイア)と全国ツアーに出発。そこへ、本物のキャロウェイが現れますが、本物はアル中でメタメタだったことから……
テレビで復活した“ホパロング・キャシディ”の舞台裏を思わせる作品です。予想通りの展開で驚きはありませんが、エスター・ウィリアムズ、クラーク・ゲイブル、エリザベス・テイラーが本人役でカメオ出演していたのにはビックリ。それだけで満足なので〜す。