西部劇というより

nostalji2017-12-02

バックデイトで11月20日までの日記をアップした後、日本未公開の『黄金の大地』(1953年/監督:バッド・ベティカー)を観る。アメリカ人が革命軍に手を貸すメキシコ革命劇です。
革命騒ぎで政情不安の1911年のメキシコで金の採掘をしているギャラガー(ヴァン・ヘフリン)は、政府軍のルイス大佐(ジョージ・ドレンゾ)から採掘した金の半分を要求され拒絶。政府軍に命を狙われ逃げる途中で革命軍のラケル(ジュリー・アダムス)に助けられます。ギャラガーとラケルの仲に嫉妬したトレス(ルドルフォ・アコスタ)がルイス大佐にギャラガーの居場所を密告。何とか逃れたギャラガーは、オロスコ将軍(ノア・ビアリーJr)の革命軍を助けるためにルイス大佐に奪われた金鉱を襲撃し金塊を手に入れてラケルと武器調達します。そしてルイス大佐率いる政府軍を阻止するために……
女戦士のジュリー・アダムスがグッドなだけで、バッド・ベティカーにしては、演出にキレがありません。予想通りの展開で、未公開が納得の凡作で〜す。