ディズニーでなく

録画していた『アラジン~新たなる冒険~』(2015年/監督:アルトゥール・バンザカン)を観る。劇場未公開のフランス製ファンタジーコメディです。
クリスマス・イブの夜、サム(ケヴ・アダムズ)はサンタのバイトを利用してデパートから宝石を盗もうとしますが、子供たちが集まってきてアラジンの物語をするはめになります。カリド(ウィリアム・レブギル)とインチキ薬を売っていたアラジン(ケヴ・アダムズの二役)は、政略結婚を嫌がって宮殿から抜け出してきた王女(ヴァネッサ・ギード)に一目惚れ。王女を捜しにきた悪大臣(ジャン・ポール・ルーヴ)に捕まり砂漠に追放されます。宝物を探している老人に救われ、危険な洞窟で魔法のランプを発見。ランプの精ジーン(エリック・ジュドール)が出現し、願いを叶えてくれますが……
子供たちにツッ込まれて話をどんどん変えていくのが味素。“魔法の絨毯”なんか、安っぽいVFXですが、わざとそうしているのかも。デパートの店員に「VFXは嫌いだ」なんて言わしていますからね。しょうもないパロディやギャグが満載で、半分バカにしながら笑って観ていましたが、嫌いじゃないです。フランス人好みの笑いなのか、18年に続編も作られていま~す。

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