佐渡旅行2日目(9月5日)

本日は、8時にホテルを出発して牛尾神社→トキの森公園→東高山清水寺→妙宣寺→尾畑酒造→真野御陵→宿根木→小木→ホテルという日程。
牛尾神社は、杉林に囲まれた能舞台を持つ神社。安産杉があって、子宝を願う婦人が触ると御利益があるとのこと。トキの森公園では、天然記念物のトキを見学。東高山清水寺は、京都の清水寺を模して建造されたお寺。小規模ながらも、ちゃんと清水の舞台もありますよ。妙宣寺は、新潟県内唯一の五重塔があるお寺。光栄のゲーム「信長の野望」にも出てくる佐渡・雑太城の跡地に建てられました。尾畑酒造では、酒造見学と“真野鶴”の試飲。真野御陵は“承久の乱”で佐渡に流された順徳天皇の御陵。
佐渡歴史伝説館での昼食の後、宿根木へ。宿根木は北前船の寄港地として発展した小木海岸の入江の集落。その町並は国の重要伝統的建造物群保存地区となっています。町のガイドさんと散策。『男はつらいよ 旅と女と寅次郎』のロケ地でもあります。小木は直江津へのフェリーが就航している港町。たらい舟体験とモーターボートで青い入江見物です。岩礁や入江の多い海岸では漁をするのに小回りのきくたらい舟が適していたんですな。漕ぎ手が女性なのは、佐渡情話(たらい舟で佐渡から柏崎まで愛する男を追っていった娘の民話)に因るものでしょう。実際に試した女性漕ぎ手がいまして、19時間かかったとのこと。青い入江は琴浦洞窟群にあります。太陽光が海に入ると光の一部は海に吸収されますが、青や緑の光は吸収せずに反射するのでオーシャンブルーに輝きます。天気が良いこと、波がないこと、太陽の角度が良い時間であること、これらの条件がみたされると絶景となるのです。運よく絶景を見ることができました。

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16時30分にホテルに戻り、本日の予定終了。