佐渡旅行3日目(9月6日)

本日は、7時45分にホテルを出発して、玉堂窯元→北沢浮遊選鉱場跡→尖閣湾→夫婦岩を見て佐渡観光終了です。
玉堂窯元は伝統工芸品である無名異焼きの窯元。無名異とは酸化鉄を多く含んだ陶土で、焼きあがると非常に硬いため金属音がします。湯呑茶碗など使えば使うほど光沢を増してくるとのこと。北沢浮遊選鉱場跡は、かつては東洋一と云われた鉱石の処理場。1937年に建造され、1ヶ月に5万トン以上の処理能力を持つ選鉱施設でしたが、佐渡鉱山の大規模な縮小に伴い、1952年に閉鎖。廃墟化した遺構が幻想的な雰囲気をかもしだしています。
尖閣湾は、30m級の尖塔状の断崖が連なる名勝地。1950年に国定公園に指定されています。揚島遊園の展望台から一望。近くには、『山椒大夫』の主人公・厨子王が生き別れになった母と再会したという達者海岸があります。夫婦岩は、七浦海岸にある大きな二つの岩。『古事記』の国生み神話に由来するそうですが、はっきり言って、ただの岩です。

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ドライブイン夫婦岩で、ブリカツの昼食した後、両津港から13:20発のジェットフォイルで新潟港へ。今回のツアーでは、当初は14:25発のジェットフォイルの予定が旅行会社のミスなのか指定席が確保できず、1本早い便になりました。そのため、見学施設の省略はなかったものの、当初の行程が変更され、1日目はホテルに遅く着き、3日目は早く出発。新潟駅では1時間30分の待ち時間がでる仕末。費用対満足を考えると、やっぱり“それなり”というのが団体ツアーで~す。