劇画が原作で

録画していた『シティーハンターTHE MOVIE史上最香のミッション』(2018年/監督:フィリップ・ラショー)を観る。北条司のコミックをフランスで実写映画化したコメディアクションです。

シティーハンター”のリョウ(フィリップ・ラショー)は、ドミニク(ディディエ・ブルドン)という男からドミニクの父親が開発した香水を守って欲しいという依頼を受けます。その香水は、嗅ぐと恋の虜にするという危険な代物。リョウと相棒のカオリ(エロディ・フォンタン)がドミニクと会っている時に、一瞬の隙をつかれてバイクに乗った海坊主(カメル・ゴンフー)に香水の入ったカバンを奪われます。カバンは追跡中にセレブ好きの男(ジュリアン・アルッティ)のカバンとすり替わり……

シティーハンター』の大ファンであるフィリップ・ラショーが自ら監督・主演した作品。なりきり演技に苦笑させられますが、原作への愛情とリスペクトが感じられます。だけど、下ネタばかりのギャグ(原作もそうなのだが)で、フランスらしいエスプリが全く出ていないのは残念。

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