作品選ばず

録画していた『ハード・キル』(2020年/監督:マット・エスカリダン)を観る。世界を破滅に導くAIシステムを巡ってテロリストと傭兵集団が戦うアクション映画です。

システム開発会社CEOのデイトン(ブルース・ウィルス)は、凄腕の傭兵デレク(ジェシー・メカトーフ)に護衛を依頼。デイトンの娘エバ(ララ・ケント)が開発した新システムがテロリストのパードナー(セルジヨ・リッツート)に奪われ、起動コードを知るデイトンがパードナーに狙われていたのね。エバはパードナーの人質になっており、指定された廃工場でデレクたちはエバの奪還と、デイトンの身柄を守るためにテロ集団と戦いを開始……

舞台は廃工場という限られた場所で、覆面をしたテロ集団と繰り返し小規模戦闘。同じ役者がテロリストとして何度も撃ち殺されていることが予測できる低予算作品。目を見はるようなアクションはなく、ショボイ展開。『THE LAW 刑事の掟』『アンチ・ライフ』と同じく、最近のブルース・ウィルスはB級映画の客寄せパンダになっていますなァ。

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