昨日に続き

録画していた『リーサル・バレット』(2022年/監督:マーク・ネヴェルダイン)を観る。テレビシリーズ『イエローストーン』で名が知られるようになったコール・ハウザーが主演したB級スパイアクション。

1989年、妻を亡くして酒浸りの生活をしている元凄腕海兵隊員のベッカー(コール・ハウザー)が元上司のスターク(メル・ギブソン)から呼び出しを受けます。中米パナマで独裁体制を敷き、麻薬カルテルと結託して私腹を肥やすノリエガ将軍を排除すべく、同国に潜入して秘密工作活動をしてほしいという依頼。生きる目的を見つけるためにベッカーはパナマへ飛び、反ノリエガの革命組織に武器を提供する任務につきます。CIAや麻薬取締局だけでなく、パナマ軍部や反革命組織などの思惑が絡み合う混沌とした状況の中で、ベッカーは任務を遂行。

オープニングのクレジットが凝っているくらいで、あとは見るべきところのない駄作。コール・ハウザーはマッチョなカウボーイのような役は似合いますが、この手の陰謀物語には不釣り合い。メル・ギブソンは美味しいところだけをさらうゲスト出演的存在。メル・ギブソンブルース・ウィルス的客寄せパンダになってきましたな。