主演はテレビ出身

録画していた『クーリエ 過去を運ぶ男』(2012年/監督:ハニ・アブ・アサド)を観る。テレビで名が知られるようになったジェフリー・ディーン・モーガンが主演したB級犯罪サスペンス。

凄腕の運び屋クーリエ(J・D・モーガン)は、謎の男(テイル・シュヴァイガー)から施錠された鞄をイーヴルという男に届ける仕事を請けます。報酬は10万ドル。イーヴルはギャングのマクスウェル(ミッキー・ローク)の相棒だった凄腕の殺し屋で、10年前から行方不明。マクスウェルのお抱え会計士の居場所を見つけ、手掛かりをつかもうとしますが、会計士は殺し屋に殺されます。クーリエも殺し屋に狙われますが、逆に殺し屋を射殺。殺し屋が持っていた暗殺リストに載っていた人物に会いに行きますが、カポ夫妻(ミゲル・フェラーリリ・テイラー)という新たな殺し屋が現れ……

謎の男はFBI捜査官で、10年間追ってもイーヴルを見つけられなかったのでクーリエを雇ったのね。クーリエが腕前を見せるオープニングからB級アクションそのまんま。クーリエは10年前に記憶を失っていた男で、それがラストの伏線になっているのですが、うまく整理されていないので、唐突感があります。ミッキー・ロークは最後に顔を見せるだけ。昔の面影が全然ない顔で~す。