懐かしのお色気青春映画

録画していた『青い体験』(1973年/監督:サルヴァトーレ・サンペリ)を観る。思春期の少年が色気ムンムンの年上女性に対して性の悩みを抱えることになるコミカル青春ラブロマンス。

妻に先だたれたイグナツィオ(テューリ・フェッロ)の家に、若くて美しい家政婦アンジェラ(ラウラ・アントネッリ)がやって来ます。優しい笑顔でかいがいしく家事をこなすアンジェラ。イグナツィオには3人の息子がいて、特に次男の高校生ニーノ(アレッサンドロ・モモ)は彼女に対して強い憧れと反発心が入り混じった複雑な感情を抱きます。ニーノの友人の姉(ティナ・オーモン)や、父の顧客である未亡人(アンジェラ・ルーチェ)がニーノを誘惑しますが、彼の心にあるのはアンジェラだけ。父がアンジェラに熱をあげて彼女と再婚する決意をしたことから……

ニーノはアンジェラに色々嫌がらせをするのですが、手を出す勇気はなく、業を煮やしたアンジェラが無理やりニーノを筆おろし。そして、知らぬ顔してイグナツィオと結婚。アンジェラの性格が今イチ不明確なので、コメディとして中途半端なものになっていま~す。